京都競馬場には実に13万人もの
競馬ファンや
そうでない人達が集まった。
ディープインパクトを一目見ようと。
スーパー競馬は
一時間半の拡大版だったが
その内容の7割はディープインパクト、2割は菊花賞、残りはその他のレース。
という異様な光景だった。
誰もが口を開けば「ディープインパクト」
レースが始まる頃には単勝オッズ1.0倍に!
レースでは、今回始めて(?)とも言える位ゲートが上手くいった。
その反面かかり気味で、鞍上の武豊は抑えるのに必死そうだった。
それでも2周目に入ると急に落ち着きを取り戻し、いつもの展開に。
600Mをきったくらいで徐々に前を意識し始める…。
直線に入ると…
NOSでも使ったか!位の加速で
一気に先頭に!!
一瞬アドマイヤジャパンに届かない?と思ったか思わないかで
勘違いであると認識させられた。
横山典弘も悪くはなかった。
いや、よく乗っていた。
それ以上にディープインパクトと武豊のコンビが強すぎた。
三冠達成!
記念すべきその瞬間に居合わせた13万人の人は幸せだったろう。
武豊は、その昔(坊主頭だった。)
岡部幸雄がシンボリルドルフの上でそうしたように
ディープインパクトの上で三本の指を掲げた。
次のレースは全くの白紙だそうで。
JCか有馬記念かという噂だ。
勝てそうだから怖い。
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■武豊のコメント
「スタートは五分で出て、デビュー以来最高のスタートが切れた。ただ、行き過ぎないようにと我慢させたが、きょうはかなり行きたがりましたね。1周半の競馬は初めての経験で、賢い馬だから最初の3、4コーナーでもうゴールが来たのだと勘違いしたのでしょうね。1周目は、とにかくゆっくり走ってくれと思いました。きっと途中で落ち着いて走ってくれるだろうと信じて馬群の内に入れましたが、2周目に入ると、いい感じでリラックスしてくれました。3コーナーの坂もいい感じでしたね。ゴーサインは600メートルを過ぎたあたり。550メートルくらいかな。また“飛びました”ね。あとは、もうゴールめがけて走ってもらうだけでした。
1頭の馬で三冠を取れたのは当然初めてで、いつかこんな馬に乗れたらといつも思っていた。その夢がかなってうれしいです」
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記事、写真は
スポーツナビより引用。