まずは面構え。
フロントバンパーが大きすぎて、交換が大変そう。
と言うのが一番初めの印象。
実際この写真ではフェンダーとバンパーの境目が見えない。
バンパーのエアインテーク部分はセンターに大きいのが見える。
GT-Rはこうでなくては。
カーボン調デザインは最近の流行。
コンセプトとしては、サーキットはもちろん街中にもしっくり。のような感じか。
スパルタンな印象は薄れた。
GT-R PROTOのサイトのムービーで更にそれを感じる。
エンブレムはより一層の輝きを出し
エレガントな雰囲気に。
どうせ飛び石でぼろぼろになるのだろうが…。
飛び石と言えば…
バンパーのカーボン部分が心配だ。
真正面から見た場合は
可愛すぎて気に食わないが
実際近くで見るとそんなに悪くはない。
これから市販に向けてどの程度変化するかに掛かっている。
(大分市販モデルに近いと言う印象を受けたが…)
サイドはどうか。
これは現行のV35に近い。
しかし、今までのようなマッシブな感じは薄い。
最近の車を見ても今までのRのようなマッシブなボディは珍しくなってきた。
ここでも、やはり同様にコザッパリしてしまって物足りなささえある。
セダンやクーペと決別したのは何の為か。
単なる前後バランスか??
Fフェンダーのダクトは、もう少しワイドフェンダーにしないと不恰好に感じる。
ここもカーボン調になっている。
ブレーキローターは小さすぎるし、キャリパーも不明なものが装着されている。
まだ未完成と言う事か。
前後のタイヤサイズが若干異なる。太さも違う。
やはり、アテーサE-TSは捨てたか?
基本FRは今まで通りで完全独立の前輪駆動が実現されたか?
誰も予想だにしない新方式4WDが開発されたのかも知れないが
噂通りFRと言うのが、可能性として大。
リヤ周りセンスのないと評判の日産だが
今回はよく出来ているのではないか。
個人的に、V35クーペのリヤバンパーは大きすぎて
のっぺりしている感じが好みではなく、
TOPSECRETの様な
リヤバンパーの方が圧倒的に好きだった。
ナンバーの位置が低すぎた事が失敗だった気がする。
リアコンビネーションランプ。
これも独特な感じ、キラキラしていてカッコイイ。
ウィンカーはR34クーペと同様
丸型の内側が点灯する。
リバースランプ、リヤフォグは?
ここら辺はどうなっているのだろう。
マフラーは両出しデュアルマフラーを採用。
最低地上高を確保。
車高を下げて乗って欲しいと、解釈した。
アンダーはデフューザーも兼ねている。
ここもカーボン調だ。
マフラー交換も面倒臭そうだ。
ノーマル風に乗るか、変えるなら全力で変更しろと言うことだろう。
リヤをスパッと切ったのはスポーティさを増している。
曲面が多いデザインにアクセントを与える。
このボディ形状では大型のリヤスポイラーは純正では付かない。
物足りなさより寂しさを感じる。
■総括
一つ一つを見ると外装はかなり出来ていると感じる事が出来る。
空力特性についても『理想的』と言うゴーンの発言がそれを物語る。
これから変更があるとしても、劇的な変化はないだろう。
Rとして存在する以上は、見た目だけではなく
その運動性能に注目が集まる。
半端なスポーツカーではファンが納得する訳もなく
日産の提唱するドライビングプレジャーとは如何なる物か
それを知らしめて欲しい。
そして、R32~34とは全く違う持ち味を作り出して欲しい。
BNR32の様な華麗なるGT-R復活劇を期待して止まない。