自分たちは車を開発する。
彼らは映像作品を開発している。
大げさに言えば創造主…。
と言ってみたら大げさすぎるし、それは違う。
とにかく作品を作り上げる意味で広く考えると同業者とも思える。
これはスタッフの一人が自分たちに共感が持てると言っていた事に由来する。
少人数が故に、担当の幅が広い。
これは自分たちのグループに当てはまる。
大変な分、決定権のような物がついてくる。
いい意味で捉えれば、拘る事ができる。
自分が今の現状に不満を感じているところは
大学研究室と違って、利益があって初めて話が進むところに起因する。
各社余裕がない為、投資見たいな考えは切り捨て傾向。
目先に利益に目がくらんでいるようにも思える。
(先行開発は切り捨てられていないが、人材教育は結構削減気味)
飽くまで末端の一社員からの視点で
見えている物など氷山の一角すら及ばないとも理解している。
(それすらも想像でしかないから、現状では何もかもが足りないと思う。)
とにかく現状は…
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ある車種を作ろう。
時間はこないだの半分で。
じゃぁ、こないだのブレーキを流用して終了しよう。
時間半分。目標達成。
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これは一例。
酷く言うとこんな感じ。
当然車体とブレーキのマッチングのみがこの車種の「開発」と言える。
言える?
時間が無いなら、考える時間を確保して
最低限できる努力をして欲しい。
ここで具体的に論じても無意味だけど、拘れる環境にあるはずで
現実とのギャップが苦しい。
最近任される仕事が多くなりすぎているので、一つ一つじっくりこなしていく。
『かまへんかまへん』
これが一番よく言われること。
かまわないならそこは自由にやらしてもらおうと、
新人だから時間が掛かるんだと、解釈している。
絶対になぁなぁにして仕事とは言いたくない。